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制度・職責・情緒において問題なし:麻生氏の言語新感覚

By Hiroki Kamata | 2009年 1月 16日

「あのー、基本的に三つ分けて考えないといけないんだと思いますが、少なくとも制度上、第三者がそこに来るとか、入るとかいうのは、制度上別に問題はない。これが一つ。それから、職責上、何かそこの人に対して、情報がというような話、他にも例がありましたけど、それもない。あとは情緒的な話ですけども、ここのところは個人の話ですんで、我々の関知するところではない。制度を分ければそういうことなる」 (内閣総理大臣・麻生太郎氏。1月15日

あのー、「制度上」という意味が分からないのですが、少なくとも「第三者」を宿泊させることが「職務を円滑に」という議員宿舎の制度的目的に沿ったものか。これが一つ。それから、職責上、国会議員でありかつ内閣の機密を扱う特別職公務員が、重要情報のやりとりをせずに「第三者」とどのような職務行為を円滑に進めたのか。それもない? あとは「情緒的な話」。これもよく意味が分からないのですが、「情趣」の意味でないとすれば「感情の変動」ということでしょうか。夜の夜中に「感情の変動」を行っておられた。そこのところは個人の話。あそう。

読売巨人軍の二岡智宏内野手は昨年7月、深夜に私費9800円を使い、山本モナ嬢と東京・五反田のホテルに宿泊した。「情緒」も「男女の仲」もなく「酒を飲んだだけ」だったそうだが、球団から厳重注意処分を受け、結局は「放出」されてしまった。「不倫は文化」とする国の、まったく「個人の話」であり、制度も職責も情緒にも問題はなかったようだが、結果はこの通り。こうしてみると、政治家にして特別職公務員よりも一野球選手、タレントのほうが強い何か(倫理でもないようだが)を求められるということか。それにしても、日本語の可能性を拡大する人だ。 (01/16/2009)

Topics: 今日のひと言 | No Comments »

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