電子羊飼いはAndroidのレプリカントを許すか?
By admin | 2009年 12月 17日
Googleは自社の Android スマートフォンが Nexus One という商品名で発売されることを公式に認めていないが、FCCに提出された文書などで確認される。この名前を聞いて、おやと思ったSFファンは多かったに違いない。P. K. ディックの小説中最も有名で、リドリー・スコット監督によって映画化された『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』(映画『ブレードランナー』)のアンドロイドが Nexus-6 だったからだ (NYTimes, 12/15のコラム)。
モトローラの Androidスマートフォンは Droid。これも映画『スター・ウォーズ』のロボットだが、こちらは許諾を得ていたのに対して、Googleは得ていなかったらしい。ディックの著作権一切を管理するElectric Shepherd Productions のアイサ・ディック・ハケット社長(ディックの令嬢)はニュースを聞いて「ショックを受け、愕然とした」と語り、取材に対し「相談も要請も受けていないし、私たちは許可を与えていません。」「明らかに父の小説とつながりがあると感じました」と述べている。
Googleのスポークスウーマンはコメントを控えている。まだ発表前なのだ。ハケット女史によれば、テクノロジーのファンだった父」の意を汲んで話し合いを望んでいるとのこと。この偉大な作家を称える意味でも、ここはどう考えても円満解決が望ましい。Googleにとっても正式に許可を得るのは名誉なことだ。たぶんそうするだろう。ちなみに、ディックの作品には、すでに現実化されているガジェットが数多く登場する。ディックの付けた名前がもっと見れたら嬉しい。(12/16/2009)
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