書評(本・新聞・ブログ)
« 前へ |日本的「技術神話」からの脱出
土曜日, 2009年 7月 25日「…日本は、かつてのように大量生産型の耐久消費財を主として米国市場に輸出して稼ぎまくった発展途上国型の経済をすでに卒業して、十分な内需を持ちながら、なお高度の技術力で他の追随を許さない高品質=高付加価値の資本財を主として [...]
技術は劣化する:技術の「危機」とは何か
土曜日, 2009年 5月 23日「技術は劣化する。このことを知るのは、技術開発に人生をかけてきた私たち技術者にとってつらい現実である。一生懸命支えてきた技術の分野が劣化していくのを目の前にして、何もできないのだ。 」(「技術は劣化する:開発能力の喪失を [...]
「利益のキヤノン」に広がる製造現場の空洞化
日曜日, 2009年 5月 17日「キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角」(東洋経済オンライン、5月14日)を読んで、とうとうここまで来たかと思った。「赤福」や「船場吉兆」などでみられた“現場の崩壊”が、日本を代表する輸出企業の [...]
伝説のスパイ70年後の真実:エージェント・スコットの肖像
土曜日, 2009年 5月 16日半世紀以上前(1930~40年代)、旧ソ連のスパイとしてオクスフォード大学でリクルーティングに当たっていた「エージェント・スコット」が、著名な科学者で上級公務員として務めたアーサー・ウィン 氏(Arthur H. R. [...]
「ネット言論の質」を上げるには:言論の技術と精神
土曜日, 2009年 3月 28日「書くことの難しさ:ネットの言論はなぜ質が低いか」という記事(日経ITPro 3/27)に目が止まった。今どきこんな、と思ったが、もちろん、記者経験があり、自らブロガーである藤代裕之さんは、既存メディアを持ち上げたいので [...]
テレビはWebに呑み込まれるのか?:TV用インターネット・チップの登場
火曜日, 2009年 2月 17日社会公認の教義では「消費者は王様」ということになっているので、メーカーの望まないことも、この王様の名を借りて表現される。「消費者は低価格よりも多機能・高性能の製品を望んでおられる」というのは、自分たちが価格競争をやりたく [...]
哲学は「脳科学」から心を守れるか:『暴走する脳科学』を読む
金曜日, 2009年 1月 2日昨今は、画面とペーパーばかり読んで本はあまり読めていない。その中の1冊なのだが、『暴走する脳科学─哲学・倫理学からの批判的検討』(河野哲也著、光文社新書)は、とても勉強になった。
セカンドライフの憂鬱:日本の仮想現実、まるで“仮装”現実、じつは”下層”現実!?
土曜日, 2008年 10月 25日セカンドライフはつまらない?
「『セカンドライフ』はなぜつまらない 仮想世界のコミュニティーの本質」(日経IT+Plus、10月24日、新 清士)を興味深く読んだ。こういうタイトルにしたということは、「セカンドライフはつ [...]
データが人間化される時
木曜日, 2008年 9月 11日NBOnlineに「社員をモノ同然に数値化する時-統制社会のにおいが漂う社員管理方法」(9/8/08)という、やや煽情的なタイトルの記事が翻訳掲載されている。原文はNumeratiという話題の本の著者スティーブン・ベーカ [...]
ビル・ゲイツの引退
日曜日, 2008年 6月 29日ビル・ゲイツ氏が引退した。引退してもおかしくない齢ではあるが、この転換期に、なんとなく早すぎる気がしてしまう。彼は1980年代にPC革命を主導し、90年代には帝国を築いたのだが、アレクサンダーのように見果てぬ夢を追ったり [...]
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