近時片々(時論)
« 前へ | 次へ »「敵」と交渉する時
土曜日, 2008年 10月 11日英軍司令官に続き、ついに米国の国防長官までタリバンとの交渉に言及し始めた。おそらくはすでに始まっているものと思われる。これまで不倶戴天の敵としてきた相手と交渉するのは難しい。敵ではなく、部下、味方、国民が怖いからだ。かつ [...]
「世界大恐慌」を生きる
金曜日, 2008年 10月 10日不思議なもので「世界大恐慌」が始まって以来、内外の新聞・雑誌を面白く読めるようになった(1929年にはインターネットはなかった)。わが身から出た錆である小「恐慌」はすでに経験済みであり、今回の事態も数年前から予測していた [...]
小泉改革と「ぶっ壊れた」日本
金曜日, 2008年 9月 26日引退を表明した小泉純一郎は、まことに稀有な政治家だった。「自民党をぶっ壊す」と宣言してやってのけた。それも「衆院の絶対多数」という(皮肉な)おまけをつけて。しかも彼の「改革」はさらに徹底したもので、日本社会のインフラを「 [...]
ポスト・グローバリゼーションの引き籠り現象
土曜日, 2008年 9月 13日この20年間で、世界の有効労働人口が4倍になったという。統計では、商品経済から遠いところにいた膨大な人々が、労働力を商品として財貨と交換する市場に入ってきた。商品、資本、技術それに商品化した労働が、国境を越えて移動した。 [...]
データが人間化される時
木曜日, 2008年 9月 11日NBOnlineに「社員をモノ同然に数値化する時-統制社会のにおいが漂う社員管理方法」(9/8/08)という、やや煽情的なタイトルの記事が翻訳掲載されている。原文はNumeratiという話題の本の著者スティーブン・ベーカ [...]
「メダル」とスポーツの尊厳
日曜日, 2008年 8月 24日「米国になくてジャマイカが持っているものは、陸上競技への尊敬の念だ。われわれは以前よりそれを持っていないように思うし、ジャマイカは陸上競技を愛している」*(米国陸上界のトップコーチ、ボブ・カーシー、8月21日)
現代の貧乏神:ばらまき!
木曜日, 2008年 8月 21日資本主義の本質はばらまき(投資)にある。「ばらまき」なくして成長なし。国家は収奪とばらまき(配分)の両面を持つ。片面だけだと泥棒である。「ばらまき」なくして権力なし。権力の座にあるものが自信を失うと貧乏神に取り憑かれ、改 [...]
男女機会不均等社会のスポーツ
月曜日, 2008年 8月 18日オリンピックは、4年に一度のお祭りだが、スポーツ・ファンとして寂しいのは、TV中継が日本選手の出場種目、とくに「メダル種目」に偏る傾向が甚だしく、長い歴史を持つ競技(ほとんどの陸上競技)があまり見られなくなっていることだ [...]
日本柔道=柔術からの再創造
木曜日, 2008年 8月 14日いつの頃からか、マスコミによって柔道は、オリンピックの時に金メダルを稼いでくれる便利な存在に貶められていた(言ってみれば“ナショナリズムカード”か)。だから容易に勝てなくなると、ルールや判定がおかしいの、一本に拘るのが日 [...]
現代の貧乏神:お笑い芸人
火曜日, 2008年 8月 12日数えたことはないが、テレビに登場する「お笑いタレント」の総数と登場時間が、年を追って増加していることは間違いない。もともと日本のテレビは万邦無比なところがあるが、これも世界的に見てかなり奇怪な現象だ。彼らはもちろん貧乏神 [...]
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